予定より2週間早い3月16日に体重2758グラム、身長49センチの女の子の赤ちゃんが生まれました。
3月15日の検診の時に、35wくらいから赤ちゃんが下がってきていて、子宮口も開いてきていたので、このままの状態で赤ちゃんが生まれてくるのを待っていると、子宮の筋肉が伸びきってしまって、産んだ後に子宮の収縮が悪くなって出血が多くなってしまうことがあると言われて、3月19日に計画出産をしようと言うことになりました。
3月19日は私の誕生日。
お腹のベビちゃんと同じ誕生日かぁ・・・とちょっと微妙な気持だったけれど、これも運命かなーなんて前向きに考えることに。
生まれる日は決まったので、最後の贅沢をしよう!ってことになって検診の後に『うかい亭』へステーキランチを食べに行きました。
実は、計画出産をする相談をしている時から、痛みを伴ったお腹の張りを感じるようになって、先生に、『さっきからお腹が張るときに痛みがあるんですけど・・・』と言ったのだけど、『内診をしたからでしょう。』と言われ、納得。
2分おきとか5分おきとかの不規則なお腹の張りと痛みだったので、前駆陣痛だったのかも。
張りと痛みを感じながらも、しっかりうかい亭でニンニクチップス、オニオンスライスをたっぷり乗っけてステーキを食べ、上機嫌で家へ帰りました。
18日に入院手続きをするので、最後の掃除と入院準備をしているときも、ずーっとお腹の張りが続いていたので、もしかしたらこのまま陣痛が来るか、破水するかどっちかになっちゃうんじゃない?ってハルと話ししてて、破水してお風呂に入れなくなってしまう前にお風呂に入っておこうってお風呂へ。
お風呂に入って、妊娠線予防クリームをお腹とお尻にたっぷり塗って、『このクリームを塗るのもも18日までだねー』なんて言ってたら、お腹から『プチッ』という小さな音とともに、何か温かいものが流れてくる感じが・・・。
もしかして破水!!失禁!!とビックリしてトイレに行くと、あきらかにおしっこではないものが!!
これは破水だー!ってなって急いで病院に電話したのが19時。
ご飯を炊く準備をしてたのにー!ご飯食べないで入院かよーって思いながら急いで病院へ。
病院へ向かう車の中、ウンチをしたいような痛みを感じて、これが陣痛なのねーと思う。
このとき、陣痛の間隔は15分くらい。
しかもあまり痛くなくて、陣痛が来たときに『あーーーーーーーーうんこしたい感じがするぅーーーーーーー』と笑う余裕があって、陣痛ってこんなものなの?と思う。
19時30分、病院に着いて内診をしたとき、陣痛の間隔は10分。
内診を終え、入院手続きを済ませた時は5分おきの陣痛に。
NSTをつけてベビのチェックをしてもらったのが20時。
破水をしているので、赤ちゃんへの細菌の感染予防のために、抗生物質を2錠もらって、1錠はすぐに飲んで、2錠目は翌朝の4時に飲んでくれと言われる。
このとき陣痛の間隔は5分、痛みもだんだん痛くなってきているし、お産に備えて飲み物を用意しておいてくれと言われてジュースを買いに行く。
エレベーターに乗ってすぐ陣痛がきたので、前屈みになりながら自動販売機へ。
電話で話をしている妊婦さんに心配そうな顔をされる。
なんとかジュースを買って、自分の部屋に戻るも、みんな寝てしまっている時間だったので、陣痛の痛みでうなってしまったら。。。と不安になりナースステーションへ。
助産士さんに相談して、陣痛室で朝まで過ごさせてもらうことに。
陣痛室に移動したとたん、陣痛の間隔は2分間隔へ。
2分間隔の陣痛になったのが、夜の21時頃。
えっ!!2分間隔の陣痛って、最後の最後じゃなかった?でも、すごい痛いと言われていたけれど、会話が出来るくらいの痛さだしなぁーと思ったけど、不安だったのでナースコールを押す。
2分間隔の陣痛なんですけど・・・と言うと、会話出来るくらいの陣痛だったらまだまだだから、もう少ししたら様子見に行きますねーと言われ30分。
21時30分に助産士さんが来て子宮口のチェック。
子宮口は3.5センチ、まだまだ時間かかりますよーと言われ、『えっ!陣痛が2分間隔なのに???けっこう痛いのに???』と思い、不安になる。
2分間隔の陣痛のまま1時間。
22時40分頃、あきらかに今までとレベルの違う痛みが襲ってくるように。
2分か3分かおきに襲ってくる陣痛の痛さに、たまらずナースコールを押して子宮口を見てもらおうと思ったけど、まだまだですねーと言われるのが怖いので、じっと我慢。
23時に助産士さんが来て子宮口をチェック。
『えっ!もう6センチひらいちゃってる』と言われ、私としては、まだ6センチかよぉーーーーーーーーと絶望的な気持になる。
23時30分、子宮口をチェック。
『9.5センチ開いてますねー。まだちょっと早いかもしれないけど旦那さん呼びますか?』と言われ、立ち会い希望してるんだから早く呼んでくれぇーと思う。
旦那が24時過ぎに到着。
のんきな感じで『がんばってねー』と言われ、心の中でがんばってじゃねぇーーと悪態をつく。
旦那が到着したあたりから、さらに陣痛の痛みはパワーアップ。
陣痛が襲ってくるときは自然に『はぁ、はぁ、はぁ』と声が出るように。
この声を聞きつけ、助産士さんが子宮口をチェック。
『ほぼ開いてきたけど、端っこがちょっと残ってるって感じだねー』と言われ、こんなに痛いのにまだなのっ!!とビックリする。
もう、時間もチェックすることが出来ないほどの痛みが襲ってきて、陣痛をこらえる声も次第に高くなってきてしまう。
2分おきの陣痛がずーっと続いていたので、休む暇がなくてけっこう疲れてくる。
ここで実の両親が車でかけつけてくる。
来ないと思っていたのでびっくり。
お母さんについてもらってても、弱音吐いたら怒られるしやだなーって思ってたら、助産士さんに『まだまだ生まれないので、帰って休んだ方がいいですよ』と言われ、母10分もしないうちに病院を追い返される。
私が痛がっているとき、ハルは何も言わずに眉間のあたりをナデナデするのみ。
助産士さんが『じゃーそろそろいきみの練習しようか』と言うので、やっといきめる!!と思ってやる気がでる。
陣痛の痛みが最高潮になたのに合わせて『ふんっ!』とお腹に力をいれていきむ。
いきめるだけいきんで、一回お腹の力を緩め、すぐ呼吸をしてもう一度いきむ。
これを3回くりかえし、『じゃーお休みしよう』と言われ、いきむより、いきみ逃しをする方がつらいので、もっといきましてくれぇーと思う。
ハルはいきみ逃しをしている間、頭をナデナデしたり、目をつぶっちゃだめだよーと言ってくれる。
いきむ時にお腹に力を入れるからか、胃があっぱくされてゲップは出るし、胃酸がこみ上げてくる。
ゲップをした瞬間、ニンニクの香りが広がる。
そういえば、お昼にニンニクたっぷりのっけてステーキ食べたんだっけ・・・ゲップがニンニクくせぇー!!気持ち悪いーーーーーー!!と思うとまた胃酸がこみ上げてくる。
つーか、助産士さん私がニンニク臭くてビックリしてるんじゃ・・・と不安になる。
何回かいきみ逃しをして、痛みがこれ以上我慢できんっ!!って思う頃、タイミング良く助産士さんが登場して『じゃーいきもうか』と言ってくれる。
何回もイキムのだけど、なかなか頭が下がってこない。
検診の時に頭がデカイと言われていたことを思い出し、そうだ。。。我が子頭がでかかったんだ・・・だからすんなり降りてこないのか・・・と思う。
いきみ逃しの時は力を極力抜くのがポイントで、陣痛が来たときに、ふぅーーーと細く長くイキを吐くことが大切です。
でも、実際は痛いので細く長く息を吐くってことは大変なことです。
私の場合は、痛くてもはぁーーーーーと息を長く吐いて体の力を抜いたときに、赤ちゃんの頭が下がってくるのを感じました。
赤ちゃんの頭が動くと、陣痛の痛さも半端じゃないもが襲ってきます。
何となくだけど、力を抜くと本当に頭が下がってきて、いまちょっと頭が回転したかも?なんて感じることができます。
仰向けで、いきみ逃しをしていたのだけど、赤ちゃんの心拍が下がってしまうので、横向きになってくれと言われ、横向きの体勢に。
横向きの体勢になったとたん、激しい陣痛。
これはっ!!お尻の穴から大砲の弾がでてくるぅーーーーーーー!!!痛すぎるーーーーー!!!と絶叫してしまいたくなる様な陣痛。
ここで初めて『痛いよぉー、痛い・・・痛いぃ・・・』と小さく言う。
ハルは私が初めて痛いと言ったので心配そうに首をさすってくれたけど、私は体のどこも触って欲しくなくて、手を払いのける。
『手払いのけられちゃった』ってハルの声に『ごめん、今はどこも触って欲しくないの』と言う。
陣痛が終わったときに、さっき払いのけてしまったハルの手を握ってみる。
手を握るだけでもなんだか安心することができた。
横向きで陣痛の痛みを逃し、仰向けになっていきんで、を2セットくらい繰り返していると、なんとなくいきむコツを掴んできた。
いままで、闇雲にお腹に力をいれていきんでたんだけど、そうではなく、おまたの当たりに向かって絞り込むようにお腹に力を入れていきむと赤ちゃんがだんだん下がってくることがなんとなく分かるように。
この頃、陣痛を逃すこともいきむ事にも疲れてしまい、陣痛の感覚が3分になり、陣痛も弱くなってしまう。
これ以上長引いたら体力がもたん!と思い、いきむ時に今まで以上の力強さでいきむようにした。
2回いきんだら、頭がだいぶ下がってきた感じがして、もう少しかな?って思っていると、助産士さんが『頭が見えてきましたよ!!後もう少し!!』って言葉が!!
これは、力のかぎりいきむしかないっしょ!!って思いながらいきむ。
おまたのあたりがが焼けるような感覚がして、ああ、もう少しで頭がでるんだなーと思っていると、助産士さんが『もうすぐ出るので、先生呼んできますねー』と言って、ちょっと出てきているであろう赤ちゃんの頭を一回中へ押し戻す。
せっかく出てきているのにーー!!何で戻すのーーーーーーーーーーー!!!とビックリしていると、カーテンの奥から先生が登場して赤ちゃんが出てくる時の処置の準備をしている。
その間も襲ってくる陣痛に耐えながら処置を待って、処置が終わってさぁ!いきんでー!!と言われて、『ふんぬっーーーーーーー!!』といきんだ瞬間、頭が出て体やお尻がおまたから出てくる感触を感じる。
そして、すぐ赤ちゃんの『おんぎゃーーーーーー!』という産声が聞こえて、3時8分に女の子の赤ちゃんが誕生。
生まれてすぐの我が子を見せてもらって、感動の涙をだすのかと思いきや、やっと出たー!!という爽快感の方がでかくて、思わずガッツポーズをする。
生まれたばかりの赤ちゃんはまっかっかで、ガッツ石松みたいな顔をしていたので、この子を愛せるかしら・・・とちょっと不安になる。
そして、顔が小さすぎるんじゃ・・・どっかおかしいんじゃないか・・・と不安になる。
会陰切開をしたので、そのキズを縫ってもらっている間、キレイにしてくれた赤ちゃんをハルが抱っこする。
分娩が終わってから、2時間分娩台で赤ちゃんと過ごす。
おぎゃー!おぎゃー!と泣く我が子を見て、どっちに似てるのかな?とぼんやりおもっていると、耳の形が私そっくりだったので、こんな所が似るんだなぁーと不思議に思う。
ハルに立ち会ってもらってすごくよかった。
陣痛のつらい間、ただそこにいてくれるだけで安心するし。
ハルがよけいなことを言ったりやったりするひとじゃなくてよかったー
陣痛のつらい間に、がんばれっ!とか、あーしろ、こーしろなんて言われたら、がんばってるっつーの!お前が産んで見ろー!!って思っちゃったかも。
血の苦手なハルも立ち会えたんだから、世の中の旦那さんは奥さんが立ち会いを望むなら立ち会ってあげて、奥さんを支えてあげてほしいなーと思います。
2時間たって、出血量も正常の範囲だったので、病室へ。
1時間後に、助産士さん立ち会いの下歩行チェックをするから寝てろといわれ、寝ていたんだけど、1時間たっても助産士さんが来なくて、おトイレにいくくらいなら・・・とトイレに行ったらトイレで大量出血の大惨事に。
あわててナースコールしたら一人で歩いちゃだめっていったでしょ!と怒られる。
ベッドに戻り、朝までウトウトしてたんだけど、大部屋だったし冷蔵庫のブーンというモーター音が気になって眠れない時間を過ごす。
とここでまでが、入院1日目のお話です。
次はいつになるか分からないけど2日目を書けたら書きます。
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